2/17(水) オルタナティヴなロマン主義は可能か?1-「来るべき田楽」を巡って

オルタナティヴなロマン主義は可能か?1 
 -「来るべき田楽」を巡って
岸井大輔(劇作家)×井関大介(宗教学者)

日時:2016年2月17日(水) 19:00 - 22:00
参加費:2,000円(1ドリンク付)
場所:オルタナティブスペース・スノドカフェ(清水・狐ケ崎)

劇作家の岸井です。近代において、不合理なことを参照しながら考えることを「ロマン主義」と呼んできたと思います。近代社会は、理性を中心とする啓蒙主義・古典主義だけでなく、感情や直感を出発点にするロマン主義の思考があったからこそ人間が生きる社会として機能してきたといえるでしょう。
日本で近代というと理性を重視することとされてきたのではないかと感じます。そして、非理性ではなく、非現実的な姿勢をロマンティックと呼んできたのではないか。しかし、人間が理性だけで行動していない以上、理性の外部を軽視して現実を設計することは危険です。無論、日本古来の伝統が力をもち倫理を支えてきたので、近代ロマン主義を移入することに切実さがなかったのかもしれない。しかし、理性と非理性の接合についての議論や実践が私たちの日常生活をデザインしているとは言いがたく、現在は軽薄な論理的判断が力を持っているようにみえます。そして、これこそが、私たちが未来を構築する力を失っている原因ではないかと思うのです。

「来たるべき田楽」は、日本各地に伝わる民俗芸能を「保存すべき文化財」ではなく「生きているコミュニティ・アート」として参考にしつつ、持続可能な社会を作っていけるような、これからの芸能のあり方を考える集まりです。この集まりをはじめた一人である宗教学者の井関大介さんを、オルタナティヴについての対話を積み重ねてきたスノドカフェにお招きし、話します。まず、来るべき田楽の活動を井関さんからお伺いし、それが未来をかかわるのはどのように可能なのかを考えます。

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オルタナティブスペース・スノドカフェ

「共有する」をテーマに、アート・デザイン・音楽・フード・ファッション・エコなどを通して幅広くコミュニケーションできるサロン的スペースです。

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(定休日 火・水)
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